本当に悪い流れを断ち切れたか
それを確かめる為に、聖地カシマへ向かった
昨年の10月18日以来、実に5ヶ月振りのモツ煮だ
結婚式の準備やら新婚旅行やら、そして何より奥さんの許可がもらえないと聖地には行けない
早く毎試合行けるように頑張ろう
それはさておき
朝9時ちょっと過ぎに聖地到着
予報は雨で、今にも雨が降り出しそうなどんよりとした雲に覆われていた
そして今日は風がハンパなかった
ただでさえ風が強いカシマなのに、台風並みの強風だった
12時頃にシーズンチケットを取りにブースへ向かう
金色のユニフォームはカッコいいってことにしておく
程なく友人S君が到着
彼女と一緒のはずが、バトル勃発中で1人で現れる
とりあえず、彼女と仲直りしてくるように言って、一人開場を待つ
そして、開場間際にようやくS君が戻ってきた
仲直りできてよかった
先行入場で席を確保する
今日はIN FIGHTの皆さんは2階でメガホンをとり新しい試みをするようだが、いつも通り1階席へ
普段よりも前の方に、この後に来る友人たちの分も席を確保
S君が最近知り合ったK君と彼女(?)も間もなく合流
また鹿サポ仲間が増えた
S君ありがとうm(_ _)m
5ヶ月振りのモツ煮&豚ドッグを食べ、奥さんへの献上品であるハム串焼(2本)を購入
モツ煮と言ってもただのモツ煮ではなく、ご飯の上にモツ煮をかけた『モツのぶっかけ』500円
モツ煮とご飯のコラボはたまらん
五浦ハムの『豚ドッグ』は300円ながらボリューム満点
普段は2つも食べないんだけど、久しぶりのカシマだから奮発しちゃったよ
やっぱり、カシマに来たらモツ煮&五浦ハム欠かせない
ハム串焼も欠かせないメニュー
カシマヘ行かせてくれた奥さんに献上して、またカシマヘ行けるように懇願する為の必須アイテム
少しでも多く聖地に行けるように、あとで鹿島神宮にもお参りに行かねば
さて、そろそろ試合について
試合開始間際にS君の親友で、昨年の最終節にカシマで札幌戦のPVを一緒に観戦したK君も合流
奥様の実家がある守谷から駆けつけてくれた
今日は上海戦で怪我をしたダニーロに代わって本やんがスタメン
中盤が本やん・野沢・青木・満男
オリヴェイラ監督はダニーロをスタメンに起用していたが、ハッキリ言ってこの4人の中盤がベストの布陣だと思っていたので今日は期待できる
今日の相手である広島は、昨年J2を圧倒的な強さで制したチーム
昨年の天皇杯決勝では勝ったものの、開幕前のゼロックススーパーカップであの『家本劇場』の前にPK戦で敗れた相手
リベンジの時がようやく訪れた
そしてもう一人の敵
主審の扇谷だ
とにかく鹿島に対して納得のいかないジャッジを連発し、2007年11月24日の浦和戦の際にはレッドを2枚も出した宿敵だ
今日の敵は12人と考えた方が無難
序盤、なかなか攻めてこない広島に対し、鹿島が攻め込んでいく
今日の広島はカウンター狙いなのか、随分と引いて守っている
攻めあぐねていたが前半15分に本やんのシュートが相手DFに当たってコースが少し変わったものの、ゴールネットを揺らし先制
本やんナイス
その後は前に出てきた広島の攻撃をDF陣が守りきり前半を1-0で終える
後半の立ち上がり、大迫が右サイドを突破し、本やんのヘッドがゴールラインを割ったように見えたのだが、判定はノ−ゴール
さすがは扇谷
逆に後半15分、佐藤寿人にPA内への侵入を許し、マークしていた篤人がファールを取られPK
篤人はそんなに強く当たっていなかったし、佐藤寿人が勝手に転んだのにファール取られたのは納得いかない
もうひとつ不満だったのが、ファールを取った扇谷の位置
かなり離れた位置にいたので、ちゃんと見ていたとは言えない
不満爆発だが、判定は覆るわけもない
何とかソガに防いでもらいたかった
しかし、ソガもコースは読んでいて手に当てたものの、無常にもボールはゴールに吸い込まれてしまって同点に追いつかれてしまう
後半26分に、大迫にスタメンの座を奪われた慎三がピッチへ
その直後のFKで岩政が頭でつなぎ、マルキのヘッドが決まったのだが、これまた無常にもオフサイドの判定
攻めるがゴールをこじ開けられない
苦しい展開のまま時間が過ぎ、アディショナルタイムへ
何とかしてくれ
その皆の思いが通じたのか、アディショナルタイムが1分過ぎた時にCKのチャンスを得る
満男が入れたボールを岩政が競る
そしてボールの落下地点にはフリーの慎三
豪快に放ったボレーは、相手DFに当たりながらもついに広島のゴールを揺らして勝ち越し
その後も攻め立て、広島の攻めも守備陣が守り切り試合終了
見事に勝利を収めた
引き分けでもおかしくない試合だったが、こういう試合で勝ち点『3』を獲れるところが鹿島だと思う
試合終了のホイッスルが鳴るまで、選手もスタッフもサポも、誰一人として決して諦めない
今日の勝ち方は実に鹿島らしい
次の試合は4月4日の京都戦
3月の公式戦は3勝2敗と何とか勝ち越した
悪い流れは断ち切ったが、また悪い流れにいかぬよう、休息とヤナギ潰しの対策を講じてもらいたい
4月は連勝街道を突き進んでくれ
March 2009
もうこれ以上不甲斐ない試合は観たくない
鹿サポの願いが通じて欲しいACLの第2戦
今日の相手である上海申花は、昨年の中国リーグ2位のチームで、今シーズンは7億円をかけて補強をしたチームらしい
しかし、そんな大金をかけてもチームとしてすぐに機能するわけがない
今日はオリヴェイラが大ナタを振った
左SBに新加入のパクチュホ、満男が先発復帰、そして大迫がマルキと2トップを組む布陣
そして慎三と新井場はベンチにすら入っていない
何はともあれ、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみ
試合はというと、水原三星戦とは全く逆の展開
鹿島が圧倒的にボールを支配するものの、ドン引きの相手になかなか決定的チャンスを作り出すことが出来なかった
たまにヒヤリとするシーンがあったものの、鹿島にとっては点が獲れそうで獲れないもどかしい展開
スコアレスのまま前半終了と思った前半44分に試合が動く
ハーフウエーライン付近から青木が縦に入れる
ペナルティーアークやや外側でパスを受けた大迫が、振り向き様に大迫の左側を上がる野沢へやわらかいスルーパス
野沢がGKをよく見て、軽いループをかけてゴール
落ち着いて決めた野沢はもちろんウマいけど、この得点は大迫のパスで決まったようなもの
この得点シーンを見て、2007年11月24日のアウェイ浦和戦で唯一生まれた得点シーンを思い出したのは俺だけではないはず
引いて守る相手から先制点を獲り、良いリズムで後半へ
さすがに後半は上海も攻めてくるようになったが、鹿島の守備陣がきっちり守って得点を許さない
逆に前半よりもラクに試合を進められるようになったが、鹿島もてこずりなかなか追加点が奪えなかった
そんな展開の中、後半35分にようやく待望の追加点が生まれる
伊野波が左サイドにいたマルキへフィード
マルキはドリブルで相手DFを抜き去り、ゴール中央へグラウンダーのパス
このパスを大迫が左足でダイレクトに決めた
シュートも豪快で良かったのだが、決める前の動きも良かった
パスを受ける前に、やや後ろに下がって相手DFとの間にスペースを作って、自分がシュートを打ちやすくしていた
この得点直後に大迫は誓志と交代
その後も誓志やマルキ、竜太にも惜しいシーンがあったが、さらなる追加点は奪えなかった
2-0で勝利で勝利したものの、水原三星戦でマイナスになった得失点差を埋めるには至らなかった
それでも、公式戦2連敗中のイヤな流れを断ち切ることが出来た
大迫の1ゴール1アシストは立派な結果
でもやっぱり満男がフル出場した事が大きいと感じた
満男がいるのといないとでは、試合運びが全く別なチームになる
本当は他の選手が出ても、同じような試合運びが出来なければいけないので、満男の後継者をきちんと育てて欲しい
あと左SBで初先発パクチュホだが、非常にアグレッシブに動いていて良かったのだが、篤人というか右サイドとのバランスをもう少し取って欲しかった
まだ動きがJ2かな
でも、もっと連携を深めていけば十分戦力になり得る選手なので、これからの成長を期待したい
ACLで予選グループ1位になる為にはもう敗けられない
アジア制覇に向けて、今日のようなパフォーマンスを出し続けて欲しい
最悪の敗戦から中3日で迎えた第2節
悪い流れを早々に断ち切るためには絶対に敗けられないアウェイ新潟戦
しかし、悪い流れを断ち切ることは出来なかった
前半9分にFKから、そのわずか3分後にミスから失点
水原三星戦と同じく、短い時間での2失点
その後も新潟のペースは変わらず、鹿島のミスが目立つ展開
ソガのスーパーセーブが無ければ、もっと失点していた前半だった
後半から新井場・興梠に代わり、満男・田代を投入して、左SBにダニーロを配置する攻撃的布陣で臨んだ
前半に比べれば鹿島がボールを支配する時間が増え、後半30分には大迫がリーグ戦初出場を果たしチャンスをつくったものの、なかなか得点にはつながらなかった
試合終了間際に、岩政のヘッドで1点を返すものの、その直後にホイッスルが鳴り、公式戦2連敗となってしまった
あまりにも不甲斐なく、王者らしからぬ試合展開で連敗
あまり個人を責めたくないが、チャンスをことごとく潰してしまったダニーロはスタメンを外した方が良いと思う
メンバーを代えていかないと、取り返しのつかない状況になりかねない
監督の手腕と、選手の奮起を期待したい
もう不甲斐ない試合展開だけは勘弁してくれ
次こそ悪い流れを断ち切ろう
ガンバ・レッズと強豪に連勝して勢いがついた
このままの勢いでアジア制覇へ突き進もう
誰もがそう思っていたACLの初戦となる水原三星戦は、鹿島にとって最も厳しい結果となってしまった
昨年のKリーグチャンピオンである水原三星との一戦は、恐らく全ての予選リーグの試合の中で、最もレベルが高い一戦だろう
まず選手入場
初めて着用する金色の3rdユニフォームで入場
見慣れるまでに時間が掛かりそうというのが正直な感想
ユニフォームの色に相応しい、鹿島らしい試合を期待したが、いざ蓋を開けてみると、ガンバ・レッズに連勝したチームとは思えない試合展開
ピッチが合わないのか、ボールが合わないのか、アウェイの雰囲気にのまれてしまったのか、パスがつながらず凡ミスがとても多かった
セカンドボールもほとんどが水原に拾われ、たまにシュートを放つものの、完全に水原ペースの試合展開
何とか無失点で前半を終えようとした44分、右からのFKのこぼれ玉を決められ先制を許してしまう
しかし、問題はその後
前半のロスタイムに流れからあっという間に2点目を決められてしまった
この2点目で今日の試合は決まってしまっていたのかもしれない
あまりにも短い時間での2失点を獲り返すだけの力は、残念ながら今日の鹿島には無かった
後半もペースをなかなか掴むことが出来なかった
後半24分に満男が投入されると、少しずつ鹿島のペースになっていった
1点でも獲れれば雰囲気は変わったと思うが、今日はゴールが遠かった
逆に後半37分に試合を決める3点目を献上してしまった
そして試合終了間際にもまさかの4点目を決められてしまう
最後にマルキがヘッドで1点を返すが、焼け石に水
今年のACLは黒星スタートとなってしまった
決して油断はしていなかったとは思うが、先制を許したすぐ後に2点目を決められてしまった事がとても悔やしく情けなかった
1試合敗けただけなのだが、早くも不調の波がきてしまった
そう感じてしまう敗戦だった
次の新潟戦がとても心配だ
ホームでの水原三星戦は、必ず今日のリベンジをしてもらいたい
3-0で勝てば、勝ち点が水原と並んでもアウェイゴール差で上にいける
5月5日はリベンジの日に決定
いよいよリーグ戦の開幕
最近カシマで浦和に勝ってないから、今日は何としてでも勝ちたい
その思いは俺だけじゃなく、鹿サポ全員の思い
試合序盤は浦和が攻めてきて、カウンター狙いの展開
前半5分に野沢のパスをフリーでマルキが受けて先制
と思ったのだが、トラップが大きくなった分、シュートが遅れてしまい惜しくも相手DFに止められてしまった
その後も浦和が攻めてくるが、鹿島の守備陣は崩されない
そして前半22分、理想的な展開から先制点が生まれる
ポンテのFKをソガがキャッチして素早く前線のマルキへフィード
パスを受けたマルキは右サイドをDFを振り切りながら駆け上がり、グラウンダーのクロスを中央へ
そこへ走りこんだ野沢がダイレクトで決めて先制
美しすぎるカウンター
パス2本で決めたのはスゴイ
拓くんはやればできる子
あとこの先制点の場面で、決めた野沢以外にも鹿島の選手2人がPA内に走っていたのもスゴイ
意思統一が出来ている証拠だね
その後、お互いに決定的なシーンをつくるものの、鹿島が1点をリードしたまま前半終了
後半、早い時間に追加点が獲れるとラクになるなぁと思っていた
その矢先の後半6分
またしても美しすぎるカウンターから追加点が生まれる
浦和の右CKをダニーロがヘッドでクリア
ボールを受けた野沢がドリブルで上がり、左サイドを駆け上がった篤人へ
さらに篤人はそのボールをダイレクトで逆サイドのマルキへ
マルキの周りにも選手が走り込み、浦和DF陣が困惑する中、PAやや外から強烈なミドルシュートがゴール左隅へ決まり追加点
こんな展開が常に出来たらいいんだけどなぁ
完全に試合の主導権を握った鹿島は、守備陣の奮闘もあり、浦和を追い詰めていく
そしてとどめは終了間際の満男登場
去年の9月20日、柏戦での大怪我からの復帰
満男の登場でスタジアムの雰囲気は最高潮
2-0での見事な勝利
2009年シーズンは最高の形でスタートする事ができた
浦和に勝てた事はもちろんだが、チームの大黒柱である満男の復帰はそれ以上に大きいと思う
もちろん、満男に頼ってばかりはいられないので、野沢・誓志・船山・遠藤といった次の世代が大きく成長して、満男のような頼れる存在になってもらわなければいけない
鹿島の世代交代はJリーグの中では最も優れていると思う
これからの若手の活躍にも期待したい
今日みたいなモチベーションとパフォーマンスで全試合を戦えれば最強だと思うのだが、そうウマくいかないのがサッカーというスポーツ
必ず訪れる不調の時期を、いかにして乗り越えられるかが重要だと思う
ガンバ・レッズと連勝したが、調子に乗らず一戦一戦をきちんと戦い、前人未到のリーグ3連覇、そしてアジア制覇へ突き進んでもらいたい
今日のところは、浦和戦の勝利の余韻に浸ろう
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