一年で最もカシマが熱くなる日が今年もやってきた。
宿敵浦和が聖地カシマへ乗り込んでくる。
今では立場が逆になってしまい、ここ何年か浦和には勝てていない。
だからこそこの日こそリベンジを果たしてもらいたい。

16時のキックオフだったが、カシマへ到着したのは6時。
それでも既に長蛇の待ち列が出来ていた。
やはり前夜から行かないと前の方には並べない・・・
この日は天候に恵まれたので、待っている間もそれ程苦にならなかった。
13時の開場と同時に席取りが開始。
後から来る友人2名分の席も確保すべくダッシュする。
結果、ゴールほぼ正面、やや上部だったが、何とか席を確保する事が出来た。

urawa20070429_1その後友人達と合流。
腹ごなしにいつものハム串焼を食す。
この日はどの店も盛況だ。
最近長い列が出来ているたこ焼き屋にも並ぶ。
なかなか肝心のたこ焼きが出来上がらずしばらく待たされたが、何とか入手し赤く染まったスタンドへ。

この日はいつも以上に応援に気合いが入っている。
たこ焼き食べる前に絶叫開始!!
試合開始直前から大量の紙吹雪がスタンド覆う。
今年は発炎筒は無かったが、ピッチを半分近くに紙吹雪が入ってしまい、騒然とした雰囲気の中試合が始まった。
開始早々、決定機が訪れる。
野沢のスルーパスにこの日ヤナギの代わりに先発した
興梠がGKと1対1となるが、パスを受けた直後にトラップミスをしてしまった為か、シュートはGKにセーブされてしまう。
その後徐々に浦和のペースになってしまい、カウンターを食らう場面もあったが守備陣がこれを押さえる。
結局0-0のまま前半終了。

後半の立ち上がりにも決定機が訪れる。
新井場のクロスが相手DFに当たってポストに当たり、跳ね返ったボールの前にいた
興梠がシュートを打とうとするが空振り。
更にその後ろから野沢がシュートを放つがわずかに枠の外。
イヤな流れだ・・・
その後の後半11分、残念な事に不安が的中してしまう。
左から右へサイドチェンジされ、中央に折り返されたところにポンテがフリーでシュートを放つ。
ボールは無常にもネットを揺らし先制点を奪われてしまう。
その後、攻め込むも浦和DF陣を崩す事が出来ず、0-1で惜敗を喫してしまう。

またしても浦和に勝てなかった。
ただ強豪浦和に対して勝っていてもおかしくない試合が出来た事は大きい。
敗れはしたものの、次につながる予感がした事も事実だ。
浦和へのリベンジは11月まで持ち越しとなってしまったが、次に浦和と対戦する時にはもっと強い鹿島になっているに違いない。
タイトルも欲しいが、さいたまスタジアムで浦和に黒星をつけずしてタイトルを奪っても鹿サポは満足しない。

次の浦和戦こそ勝利を!!